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「ちゃんと食べてるのにダルい」は新型栄養失調?40代からの食生活の落とし穴

栄養失調

こんにちは!

アンチエイジングアドバイザーのKatsu(@adviserkatsu)です。

今日は、私たちの食生活に潜む、ちょっと意外な落とし穴についてお話ししたいと思います。 「栄養失調」と聞くと、どんなイメージが湧きますか? 多くの方が、食べ物が不足していた時代の話や、遠い国の出来事のように感じるかもしれません。

だって、今の日本は食べ物で溢れていますからね。 コンビニに行けば24時間いつでも食事が手に入りますし、好きなものを好きなだけ食べられる、まさに「飽食の時代」です。

「だから、栄養失調なんて自分には関係ない」

そう思うのが普通ですよね。 でも、もし「しっかり食べているはずなのに、なんだか疲れやすい」「肌の調子が良くない」と感じることがあるなら、それはもしかしたら現代人ならではの「新型栄養失調」のサインかもしれません。

というわけで今回は、豊かな時代だからこそ陥りやすい栄養の偏りと、多くの人が混乱しがちな「糖」にまつわる言葉の謎について、一緒に見ていきましょう。

カロリーは十分、でも栄養はスカスカ?「新型栄養失調」の正体

まず、現代の「栄養失調」についてです。 これをものすごくざっくりいうと、「カロリーは足りているのに、体に必要なビタミンやミネラルといった細かい栄養素が不足している状態」のことです。

例えば、家を建てる時を想像してみてください。 家の骨格となる木材やコンクリート(三大栄養素)はたくさんあるのに、それらを繋ぎとめる釘やネジ、接着剤(ビタミン・ミネラル)が全然足りていない、という状態です。 家はなんとか建つけれど、あちこちガタがきてしまう。そんなイメージですね。

特に、私たちの年代は忙しいですから、ついつい食事も手軽なもので済ませがちです。 好きなものばかり食べてしまったり、ダイエットで特定のものを極端に避けたり、出来合いのお惣菜や冷凍食品に頼る日も多いのではないでしょうか。 そうした食生活は、知らず知らずのうちに栄養の偏りを生み、体の小さな不調を引き起こす原因になっていることがあるのです。

例えば、鉄分が不足すれば貧血気味で疲れやすくなりますし、ビタミンCが足りなければ肌荒れの原因にもなります。 お腹はいっぱいなのに、体の中は栄養を求めている、なんてことが起こっているわけです。

「摂りすぎ」も、また問題なんです

「じゃあ、サプリとかで足りない栄養をたくさん摂ればいいのね!」 そう思うかもしれませんが、ここでまた一つ落とし穴があります。 栄養は、不足するのも問題ですが、特定のものを「摂りすぎる」のもまた、体に負担をかけてしまうのです。

何事も「ほどほど」が肝心、ということですね。 例えば、体に良いとされるビタミンDも、摂りすぎると体内にカルシウムが増えすぎてしまい、かえって体調を崩す原因になることもあります。 不足と過剰、どちらにも気を配る必要があるのが、栄養の難しいところであり、面白いところでもあります。

ややこしい!「炭水化物」「糖質」「糖類」の違いって何?

さて、もう一つの大きなテーマが「糖」に関する言葉です。 食品のパッケージを見ると、「炭水化物」「糖質オフ」「糖類ゼロ」など、色々な言葉が並んでいて混乱しませんか?

ここで、それぞれの関係を整理してみましょう。 イメージとしては、大きな箱から小さな箱へと順番に開けていく感じです。

一番大きな箱:炭水化物 まず、「炭水化物」という一番大きな箱があります。この箱の中には、2種類の部屋があります。

中くらいの箱1:糖質(エネルギーになる部分) 一つ目の部屋が「糖質」です。これは、私たちの体のエネルギー源となる部分です。一般的に「炭水化物を摂る」と言うとき、私たちは主にこの「糖質」のことを指しています。

中くらいの箱2:食物繊維(お腹の掃除をしてくれる部分) もう一つの部屋が「食物繊維」です。これはエネルギーにはなりませんが、お腹の調子を整えてくれる大切な役割を持っています。

小さな箱:糖類(糖質の中の一部) そして、エネルギー源である「糖質」の部屋をさらに詳しく見ると、その中に「糖類」という小さな箱があります。 これが、砂糖の主成分であるショ糖や、果物に含まれる果糖、ブドウ糖といった、甘くて吸収の早い糖のことです。

ここが重要なポイントです。 商品のパッケージに「糖類ゼロ」と書かれていても、それはあくまで「糖類」という小さな箱が空っぽだという意味です。 エネルギー源である「糖質」の部屋全体が空っぽというわけではないのです。でんぷんなどの「糖類」以外の「糖質」は含まれている可能性があります。

この言葉のからくりを知っておくだけで、商品選びの精度がぐっと上がりますよね。

というわけで

今回は、現代ならではの栄養の偏りと、紛らわしい「糖」の言葉についてお話ししました。 「自分は栄養失調とは無縁だ」と思っていても、実は体の機能維持に必要な「釘やネジ」が足りていない、なんてことは誰にでも起こり得ます。

とはいえ、今日から完璧な食事を目指す必要はありません。 まずは、「もしかしたら、私ってビタミンが足りてないのかも?」と気づくこと。 そして、スーパーで商品の裏側を眺めて「なるほど、糖質と糖類は違うんだな」と理解すること。

その小さな気づきと理解こそが、情報に振り回されず、自分にとって本当に必要なものを選ぶための第一歩になります。 そんな新しい視点を持って、日々の食生活を少しだけ見直してみてはいかがでしょうか。

記事を最後まで読んでいただきありがとうございました。

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