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納豆のネバネバの正体「ナットウキナーゼ」とは?40代からの血管を守る血栓溶解酵素の力

ナットウキナーゼ

こんにちは!

アンチエイジングアドバイザーのKatsu(@adviserkatsu)です。

今日は、日本の食卓を代表する、世界に誇るスーパーフード「納豆」について、その健康パワーの核心に迫ってみたいと思います。 好き嫌いがはっきりと分かれる、あの独特の香りと、糸を引く「ネバネバ」。 私たちは昔から、「納豆は体に良い」「血液をサラサラにする」と、経験的に知っていますよね。

でも、その「血液サラサラ」の正体が、一体何なのか、ご存知でしょうか? 実は、あのネバネバの中にこそ、私たちの血管の健康を、特に40代以降に忍び寄る「あるリスク」から守ってくれる、非常に強力な秘密兵器が隠されているのです。 その秘密兵器の名は、「ナットウキナーゼ」

今回は、この日本が世界に誇る素晴らしい酵素の正体と、その力を最大限に引き出すための、賢い納豆との付き合い方について、詳しく見ていきましょう。

ナットウキナーゼ発見の、劇的なストーリー

ナットウキナーゼの物語は、1980年代、一人の日本人研究者の偶然の発見から始まりました。 当時、心筋梗塞や脳梗塞の原因となる「血栓(けっせん)」を溶かす物質の研究をしていた須見洋行博士は、世界中の様々な食品を調べていました。ある日、ふと日本の伝統食である納豆を試してみようと思いつきます。

人工的に作った血栓の上に、納豆をポトリと乗せてみたところ、驚くべきことが起こりました。 他の食品ではびくともしなかった血栓が、納豆の周りから、まるで溶けるように、みるみるうちに消えていったのです。 「このネバネバの中に、血栓を溶かす強力な酵素があるに違いない!」 この発見が、ナットウキナーゼが世界で注目されるきっかけとなりました。

ナットウキナーゼの正体と、そのすごい仕事

では、このナットウキナーゼとは、一体何者なのでしょうか。 ものすごくざっくりいうと、ナットウキナーゼは、**納豆菌が、蒸した大豆を発酵させる過程で作り出す、たんぱく質を分解するための特別な「酵素」**なのです。 面白いことに、この酵素は、ただの大豆や煮豆には存在せず、納豆菌による発酵を経て、あのネバネバの中にだけ生まれます。

そして、その最も重要な仕事が、先ほどの発見の物語にもあった通り、**「血栓を溶かす作用に関与する」**と言われていることです。

そもそも血栓とは、血管の中で血液が固まってできた「血の塊」のことです。 ケガをした時に血を止めるために不可欠なものですが、これが血管の中で不必要にできてしまうと、血流を堰き止め、心筋梗塞や脳梗塞といった、命に関わる深刻な病気を引き起こす原因となります。 まさに、40代以降の私たちが、最も警戒すべき健康リスクの一つです。

ナットウキナーゼは、この血栓の主成分である「フィブリン」というタンパク質に直接働きかけて分解するだけでなく、私たちの体の中にもともと存在する血栓溶解酵素「プラスミン」を活性化させる、という二重の働きで、血栓を溶かす手助けをすると考えられています。

ナットウキナーゼの力を120%引き出す!賢い納豆の食べ方

せっかく納豆を食べるなら、この素晴らしいナットウキナーゼの恩恵を、最大限に受けたいですよね。 実は、食べ方によって、その効果は大きく変わってきます。ぜひ、3つのコツを覚えておいてください。

コツ1:食べる前には、よーく混ぜる! ナットウキナーゼは、あのネバネバの糸の中に最も多く含まれています。 そして、納豆は混ぜれば混ぜるほど、旨味成分であるアミノ酸が増えるだけでなく、ネバネバの糸も増えていきます。 つまり、よく混ぜることは、美味しさと健康効果を両方アップさせる、非常に理にかなった行為なのです。

コツ2:熱々のご飯に乗せるのは、ちょっと待って! ナットウキナーゼは「酵素」です。酵素はタンパク質の一種であり、熱に弱いという性質を持っています。 一般的に、70℃以上の熱が加わると、その働きが弱まり始めると言われています。 炊きたての熱々のご飯(約80〜90℃)の上に直接乗せてしまうと、せっかくのナットウキナーゼが、その力を失ってしまう可能性があるのです。 少し冷ましたご飯に乗せるか、納豆だけで先に食べるなど、加熱しすぎない工夫をすると良いでしょう。

コツ3:食べるなら「夜」がゴールデンタイム! これは、ぜひ覚えておいていただきたい、最も戦略的な食べ方です。 実は、血栓は、体が脱水状態になりやすく、血液がドロドロになりがちな、深夜から早朝の睡眠中に、最もできやすいと言われています。 ナットウキナーゼの効果は、食べてから数時間持続すると考えられています。 つまり、夕食に納豆を食べることで、最もリスクが高まる時間帯に、ナットウキナーゼが血中で働いてくれる、という最高のタイミングを狙うことができるのです。

というわけで

今回は、日本の伝統食・納豆が生んだ奇跡の酵素、「ナットウキナーゼ」についてお話ししました。 単なるネバネバの成分ではなく、私たちの血管を、命を脅かす血栓のリスクから守ってくれる、非常に頼もしい存在だということが、お分かりいただけたでしょうか。

一つだけ注意点として、血液をサラサラにするお薬「ワーファリン」を服用中の方は、納豆の摂取を控えるよう指導されることがあります。これは、納豆に豊富に含まれるビタミンKが、薬の効果を弱めてしまうためです。該当する方は、必ず主治医にご相談ください。

私たちの祖先が、経験的にその健康効果を知り、食べ続けてきた納豆。 そのネバネバには、科学的にも証明された、素晴らしい健康の知恵が詰まっています。 ぜひ、今日から「夜に、よく混ぜて、熱しすぎずに」を合言葉に、この日本の誇るスーパーフードを、日々の食生活に取り入れてみてください。

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