こんにちは
アンチエイジングアドバイザーのKatsu(Instagramはこちら)です
今回は「セレン」という微量ミネラルについてお話しします。
セレンって、あまり聞き慣れない栄養素ですよね。
ですが、40代からの美と健康、アンチエイジングを意識する方には実はとても大事な存在です。
この記事では、セレンの働きや不足・過剰リスク、食事で効率よく摂る方法まで、今さら人には聞けない基礎から徹底解説します。
セレンとは?
セレンは別名「セレニウム」とも呼ばれ、
肝臓や腎臓を中心に体内に約13mgだけ存在するミネラルです。
とても微量で、健康維持や老化予防に大きく貢献しています。
活性酸素の分解や、甲状腺ホルモンの代謝などにも深く関わり、
加齢による老化の抑制や、毎日の元気な生活を支えてくれる名脇役です。
1日の推奨摂取量は?
成人男性は1日30マイクログラム(μg)、女性は25マイクログラムが目安とされています。
12歳以上の男女で大きな差はありません。
少量で十分に足りますが、「不足」も「摂りすぎ」もどちらも体に良くありません。
必要量を無理なく満たすのが一番です。
セレンの主な働き
活性酸素の分解を助ける
セレンは「グルタチオンペルオキシダーゼ」という酵素の材料となっています。
この酵素は、体の中で発生する活性酸素(細胞を老化させる“サビ”の原因)を分解する働きを持っています。
つまり、セレンが足りていれば、肌や血管の老化、体のサビつきを防ぐのに役立ちます。
エイジングケアには欠かせない影のサポーターなんです。
甲状腺ホルモンの代謝にも関わる
セレンは甲状腺ホルモン(チロキシンやトリヨードチロニン)の代謝にも関与しています。
これらのホルモンは基礎代謝やエネルギー消費、肌や髪の健康、成長など多くの働きを持っています。
もし「なんとなく代謝が落ちてきた」「最近髪や肌に元気がない」と感じるなら、
セレンも見直してみてください。
どんな食品に多く含まれている?
ここは色を変えたり太字にしたりして目立たせてください
動物性食品の中でも、レバー、肉類、魚介類、カニなどに特に豊富です。
同じ食材でも、育った土壌や飼料によって含まれるセレンの量が違うこともあります。
日本の土壌にはセレンが適度に含まれているので、
普通の食事をしていれば不足することはほぼありません。
和食中心で、魚や肉、卵、レバー、カニやエビなどをバランスよく食べることが大切です。
効率の良い摂り方・ちょっとしたコツ
特別な工夫は不要です。
日々の食事で肉や魚、卵、たまにレバーや貝類を取り入れるだけで、十分に必要量を満たせます。
魚や肉が苦手な場合は、カニやエビ、貝類、たまに焼き魚や刺身を加えてみるのもおすすめです。
セレンが不足すると?過剰だと?
不足の場合
日本で不足はほとんどありませんが、極端な偏食やダイエット、
または土壌のセレン濃度が非常に低い国や地域では、筋肉痛や関節痛、心臓障害などが起こる場合があります。
中国の一部地域で発生する「克山病」はセレン欠乏による心臓病として知られています。
摂りすぎの場合
サプリメントや健康食品を過剰に摂取すると、
脱毛、爪がもろくなる、腹痛や胃腸障害などが起こることがあります。
基本的には「普通の食事」で十分なので、サプリのとりすぎには注意してください。
ワンポイントアドバイス
セレンは「摂りすぎず、足りなさすぎず」が鉄則です。
バランスの良い和食を楽しみながら、肉、魚、卵、時にはレバーやカニも取り入れてみてください。
アンチエイジングも、食事のバランスが一番大切。
何かひとつに偏らず、気負いすぎず、続けられる食生活が理想です。
まとめ
セレンは、活性酸素対策や甲状腺ホルモンのための「縁の下の力持ち」ミネラルです。
普通の食事で必要量は自然と摂れますが、
極端な偏りやサプリのとりすぎには注意しましょう。
40代からの健康維持や若々しさのためにも、ぜひ今日からセレンを意識してみてください。
記事を最後まで読んでいただきありがとうございました
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