こんにちは
アンチエイジングアドバイザーのKatsu(Instagramはこちら)です
今回は、「機能性成分」について徹底的に解説します。
「機能性成分ってサプリだけの話?」「結局、食事でどれくらい意識すればいい?」と感じる方も多いかもしれません。
実は近年、食材に含まれる“栄養素以外の成分”にも、健康や美容へのプラス効果がどんどん解明されているんです。
今日は、日々の食事で自然に摂れる“食材のチカラ”を、アンチエイジングの観点から解説していきます。
食事から摂る「三大栄養素(たんぱく質・脂質・炭水化物)」や「ビタミン・ミネラル」はもちろん大事ですが、
近年はそれ以外の“生理機能を持つ成分”も、健康やアンチエイジングのカギとして注目されています。
それが「機能性成分」。
野菜や果物、お茶、豆類、海藻、きのこなどには、
・ポリフェノール
・カロテノイド
・イソフラボン
・カテキン
・サポニン
・ショウガオール
など、実に多彩な機能性成分が含まれています。
これらは“第7の栄養素”とも言われ、今まさに研究が進行中です。
現時点でも「抗酸化」「抗炎症」「免疫サポート」「アンチエイジング」などへの多面的な効果が示唆されています。
ただし、薬のような即効性や“これだけ摂ればOK”というものではありません。
いろんな食材をバランスよく食べて「多様な成分を体内でハーモニーさせる」ことが大事なんです。
【ポリフェノール】
植物の色素や苦味・渋み成分。約8000種類以上も発見されていて、抗酸化作用が強いのが特徴です。
活性酸素のダメージから細胞を守り、動脈硬化・老化・シミ・しわ・生活習慣病の予防効果が注目されています。
・アントシアニン(赤ワイン、ブルーベリーなど)
強力な抗酸化作用に加え、視力回復や眼精疲労、炎症抑制作用も期待されています。
・カカオマスポリフェノール(チョコレート・ココア)
高血圧や動脈硬化、疲労回復にも。苦味の強い高カカオチョコや無糖ココアがおすすめ。
・イソフラボン(大豆、レッドクローバー、葛)
女性ホルモンに似た働きで、更年期障害・骨粗しょう症・冷え・動脈硬化の予防・改善が期待できます。
・カテキン(緑茶・紅茶)
抗酸化・抗菌・コレステロール低下・虫歯予防など幅広い働き。食事と一緒に温かい緑茶がおすすめ。
・ケルセチン(玉ねぎ、ブロッコリー、りんご)
抗炎症・血管保護・脂肪吸収抑制・動脈硬化予防のパワー食材。
特に玉ねぎの皮や外側に多く含まれています。
・ゴマリグナン(ごま)
抗酸化力が極めて高く、肝臓の保護、老化予防に。炒りごまやすりごまで摂取率アップ。
・サポニン(豆類、緑茶、柿など)
脂質代謝促進・抗菌・免疫活性などの複合的な機能。
大豆サポニンは腸活・美肌効果も期待。
・ショウガオール(生姜)
胃腸を活発にし、冷え症や生理痛、風邪の予防・殺菌作用など、漢方でも重宝されています。
・クロロゲン酸(コーヒー豆)
コーヒーに豊富なポリフェノール。血糖値・血圧の上昇抑制、ダイエットにも関与。
・ナスニン(なす)
紫色のアントシアニン系で抗酸化力が高く、エイジングケア・美肌サポートに。
・テアフラビン(紅茶)
紅茶葉の発酵で生まれる赤色成分。抗ウイルス・抗菌作用や口腔ケア、動脈硬化予防の注目株。
・タンニン(赤ワイン、紅茶、柿など)
強い抗酸化・抗菌力。渋みのある食材で腸内環境改善や、口臭予防にも一役買います。
・毎日「色の濃い野菜」「季節の果物」「豆類・ナッツ」「海藻・きのこ」を多品目とる
・加工度の低い食材(精製していない雑穀や茶葉など)を意識して選ぶ
・食材の“色・香り・苦味・渋み”を敬遠せずに楽しむ
・時短や手抜きもOK。まずは「朝食か夕食どちらかだけ野菜を1品追加」からで大丈夫
さらに、**“食事は多様性が命”**です。1つの成分・1つの食材だけに頼らず、
日々いろいろな食材をとることで、体の中の“健康スイッチ”がどんどんONになります。
サプリメントに頼るより、「食卓にカラフルな一皿が増えたら成功!」と考えてください。
毎日の食事には、実は無限の可能性があります。
「野菜や果物はたくさん食べるほど体にいい」とよく言われますが、
本当の理由は“機能性成分”が多彩に働いてくれるからなんです。
高いサプリや特定食品に頼るよりも、
和食・地中海食・多品目主義で「いろんな色・香り・味」を楽しむ食卓が、
40代からの美と健康・アンチエイジングへの近道です。
記事を最後まで読んでいただきありがとうございました
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