こんにちは!
アンチエイジングアドバイザーのKatsu(@adviserkatsu)です。
スーパーマーケットに足を踏み入れると、まず私たちの目を楽しませてくれる、色とりどりの野菜コーナー。 「健康のためには、野菜をたくさん食べましょう」 これは、私たちが子供の頃から、何度も耳にしてきた健康の基本ですよね。 ビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富で、私たちの体の調子を整えてくれる、かけがえのない存在。それが野菜です。
しかし、その一方で、「どの野菜を、どのように選べば、本当にその栄養を最大限に引き出せるのか」と、深く考えたことはありますか? 「有機栽培と書かれているけれど、普通の野菜と何が違うの?」 「旬の野菜は、なぜ美味しいと言われるの?」 「カット野菜は、やっぱり栄養がないのかしら?」 そんな、素朴な、しかし非常に重要な疑問が、私たちの頭をよぎります。
今回は、そんな野菜選びの疑問を一つひとつ解き明かし、単に野菜を「買う」という行為から一歩進んで、その野菜が持つ物語や個性を理解し、最高の状態で食卓に招き入れる「野菜の目利き」になるための、新しい視点について詳しく見ていきましょう。
注目すべき第7の栄養素「ファイトケミカル」とは?
ビタミン、ミネラル、食物繊維といった、野菜の基本的な栄養素に加えて、近年、健康とアンチエイジングの世界で、絶大な注目を集めている成分があります。 それが「ファイトケミカル(フィトケミカル)」です。
・ファイトケミカルとは? 植物が、紫外線や害虫といった、過酷な外的環境から自らの身を守るために作り出す、色や香り、苦味、辛味などの機能性成分のことです。 これらは、従来の栄養学における必須栄養素ではありませんが、私たちの体に取り入れることで、健康維持や病気の予防に、非常に有益な働きをすることが分かってきました。「第7の栄養素」とも呼ばれています。
・ファイトケミカルの働き その最も重要な働きが「抗酸化作用」です。 私たちの体をサビつかせ、老化や生活習慣病の原因となる「活性酸素」の働きを、無力化してくれるのです。 その他にも、免疫力を高める、特定の病気のリスクを低減させるなど、様々な効果が研究されています。
・ファイトケミカルの種類 ファイトケミカルは、数千種類以上存在すると言われています。 有名なものでは、トマトの赤い色素「リコピン」、お茶の渋み成分「カテキン」、大豆に含まれる「イソフラボン」、ブルーベリーの紫の色素「アントシアニン」など、これらはすべてファイトケミカルの仲間です。 様々な種類の野菜を、カラフルに食べる「レインボーフード」が推奨されるのは、この多種多様なファイトケミカルを、バランス良く摂取するためなのです。
野菜の目利きになるための、6つの視点
このファイトケミカルの力を最大限に引き出すためにも、野菜を選ぶ際には、以下の6つの視点を持つことが大切です。
視点1:栽培方法と土壌(野菜の「育ち」を見る) 野菜の品質は、その「育ちの環境」に大きく左右されます。 ・有機栽培(オーガニック) 化学的に合成された肥料や農薬、遺伝子組換え技術を使用せずに育てられた野菜です。国の厳しい基準をクリアしたものだけが、「有機JASマーク」を付けて販売することが許されます。 有機栽培の最大のメリットは、残留農薬などのリスクが低く、「安心・安全」であること。そして、化学肥料に頼らず、健康な土壌で育つため、野菜本来の味が濃く、美味しいと感じる人が多いのも特徴です。栄養価の高い土壌で育った野菜は、それ自体が栄養豊富になります。
視点2:旬(野菜が最も「輝く時期」を選ぶ) 旬とは、その野菜が、自然の気候の中で最も生育しやすく、収穫量が増え、そして最も美味しくなる時期のことです。 旬の野菜は、美味しいだけでなく、栄養価も最も高くなる傾向があります。例えば、旬のほうれん草は、冬に収穫されますが、夏のほうれん草に比べて、ビタミンCの含有量が3倍以上にもなると言われています。 ハウス栽培などで、一年中手に入る野菜も多いですが、最高の栄養を求めるなら、旬を意識して選ぶのが、最も賢い選択です。
視点3:種類(色の「濃さ」に注目する) 野菜は、その色素成分によって「緑黄色野菜」と「淡色野菜」に分けられます。 この分類は、体内でビタミンAに変換される「β-カロテン」の含有量によって決まります。 可食部100gあたり、β-カロテンを600μg以上含むものが緑黄色野菜です。 だからといって、淡色野菜が劣っているわけではありません。例えば、淡色野菜であるキャベツや大根は、ビタミンCが豊富です。大切なのは、どちらか一方に偏るのではなく、両方をバランス良く食べることです。
視点4:部位(「丸ごと」を意識する) 野菜の栄養は、部位によって均一ではありません。 多くの場合、私たちが普段捨ててしまいがちな部分にこそ、驚くほどの栄養が秘められています。 例えば、大根や人参の「皮」の部分。皮と実の間には、ファイトケミカルや食物繊維が豊富に含まれています。 また、キャベツやレタスの「外葉」や「芯」の部分も、実は内側の柔らかい部分よりも、ビタミンやミネラルが豊富なことがあります。 「もったいない」という精神で、よく洗い、皮ごと調理したり、芯をスープの出汁に活用したりすることで、私たちは、野菜の栄養を、文字通り「丸ごと」いただくことができるのです。
視点5:カット野菜(「利便性」と「栄養」のバランス) 忙しい現代人にとって、洗ったり切ったりする手間が省けるカット野菜は、非常に便利な存在です。 しかし、その利便性と引き換えに、失われているものもあります。 野菜は、切断面から、酸化が進み、また、洗浄工程で、水溶性のビタミンCやビタミンB群が流れ出てしまいやすいのです。賞味期限も短くなります。 カット野菜は「悪」ではありません。しかし、その特性を理解し、「購入したら、その日のうちに、加熱調理(スープや炒め物など)で使い切る」といった、賢い利用法を心がけることが大切です。
視点6:鮮度(購入後の管理) どんなに優れた野菜も、鮮度が落ちれば、味も栄養価も低下してしまいます。 購入後は、それぞれの野菜の特性に合った方法で、適切に保存し、できるだけ早く食べ切ること。これが、野菜の栄養を最大限に活かすための、最後の、そして最も重要なステップです。
というわけで
今回は、私たちの健康に欠かせない「野菜」について、その選び方と付き合い方を、「野菜の目利き」という新しい視点でお話ししました。 栽培方法や旬、色、食べる部位…。 一つひとつの野菜が持つ、その背景にある「物語」に、少しだけ思いを馳せてみること。 その丁寧な眼差しが、あなたの食卓を、より豊かで、味わい深く、そして何よりも、生命力にあふれたものへと変えてくれるはずです。
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