こんにちは!
アンチエイジングアドバイザーのKatsu(@adviserkatsu)です。
今日は、ドラッグストアやスーパーに行くと、ズラリと並んでいる「健康食品」や「サプリメント」について、その賢い選び方のお話をしたいと思います。 「このドリンク、機能性表示食品って書いてあるけど、サプリメントとは何が違うの?」 「よく見るトクホのマークって、一体何がすごいの?」
そんな風に、パッケージに書かれた言葉の意味がよく分からず、なんとなく「体に良さそう」というイメージだけで商品を選んでしまっている、ということはありませんか?
「健康に役立つ」と謳われる食品はたくさんありますが、実はその表示が持つ「信頼性のレベル」には、大きな違いがあるんです。 今回は、そんな健康食品の分類をスッキリと整理して、あなたが情報に振り回されずに、自分にとって本当に必要なものを選べるようになるための「ものさし」をご提供します。
「健康食品」の世界にある「信頼性のレベル」
まず、私たちが普段「健康食品」と呼んでいるものは、法律上、大きく2つのグループに分けることができます。 ひとつは、国が制度をつくって、その健康効果の表示を許可している**「保健機能食品」。 そしてもうひとつが、そうした国の制度には基づかない「いわゆる健康食品(サプリメントなど)」**です。
ものすごくざっくりいうと、国がその健康効果の表示にどれだけ関わっているかで、信頼性のレベルが変わってくる、と考えてみてください。 それでは、信頼性のレベルが高い順に、それぞれの顔ぶれを見ていきましょう。
レベル1:国の個別審査をクリアしたエリート「特定保健用食品(トクホ)」
最も信頼性が高いレベルにいるのが、この**「特定保健用食品」、通称「トクホ」**です。 おなじみの、人がデザインされたマークが目印ですね。
トクホがなぜエリートなのかというと、製品ひとつひとつについて、その効果や安全性を、国(消費者庁)が科学的根拠に基づいて厳しく審査し、許可を与えているからです。 「おなかの調子をととのえます」や「体脂肪が気になる方に」といった、具体的な効果をパッケージに表示することが許されているのは、この厳しい審査をクリアした証なんです。 まさに、国から「この製品の効果、認めます!」というお墨付きをもらった、選ばれし食品というわけですね。
レベル2:国の定めた基準を満たす優等生「栄養機能食品」
次にご紹介するのは、**「栄養機能食品」**です。 これは、私たちが日々の食事で不足しがちな特定の栄養素を補うことを目的とした食品です。
対象となる栄養素は、ビタミン13種類とミネラル6種類など、国が定めた成分に限られています。 これらの栄養素は、その働きが既に科学的に広く認められているため、トクホのような製品ごとの個別審査はありません。 国が定めた基準量をきちんと満たしていれば、「栄養機能食品(ビタミンC)」や「栄養機能食品(カルシウム)」のように表示することができます。 いわば、国が定めた基準をクリアした「優等生」のような存在ですね。
レベル3:企業の責任で機能を表示する「機能性表示食品」
そして、最近最もよく見かけるようになり、少し混乱しやすいのが、この**「機能性表示食品」**です。 「内臓脂肪を減らすのを助ける」や「目のピント調節機能をサポートする」など、トクホのように具体的な機能を表示できるのが特徴です。
では、トクホとの違いは何なのでしょうか? 一番大きな違いは、「誰がその表示に責任を持っているか」です。
ものすごくざっくりいうと、トクホは「国」が審査をして効果を保証しているのに対し、機能性表示食品は、「企業」が自らの責任で科学的根拠を用意し、国(消費者庁)に届け出るだけで、機能を表示することができてしまうのです。 国による製品ごとの審査はありません。 「私たちは、こういう科学的なデータに基づいて、この機能があると考えていますよ」と、事業者が国に書類を提出すれば、表示が可能になる仕組みです。
もちろん、科学的根拠は必要ですが、その信頼性のレベルは、国の厳しい審査をクリアしたトクホとは異なると理解しておくことが大切です。
レベル4:いわゆる「健康食品」と「サプリメント」
最後に、上記3つの「保健機能食品」に含まれない、それ以外のすべての健康志向の食品です。 一般的に「健康食品」や「サプリメント」と呼ばれるものの多くが、ここに分類されます。
これらには、「サプリメント」という言葉自体に、実は明確な法律上の定義はありません。 英語で「補足」や「追加」を意味する言葉の通り、あくまで食事で足りない栄養素を補うもの、という広い意味で使われています。
そして最も重要なのは、これらの食品は国から機能の表示が許可されていないということです。 「〇〇に効く」といった具体的な効果をうたうことはできず、表示できるのは「栄養補助食品」や「健康調整食品」といった、漠然とした表現に限られます。 その効果について、科学的な根拠が保証されているわけではない、ということを覚えておきましょう。
というわけで
今回は、様々な健康食品の分類と、その信頼性のレベルについてお話ししました。 「トクホ」「栄養機能食品」「機能性表示食品」、そして「いわゆる健康食品」。 それぞれの立ち位置の違いが、お分かりいただけたでしょうか。
とはいえ、「ト.ホだから絶対に良くて、サプリメントは意味がない」と、単純に決めつけることはできません。 一番大切なのは、これらの食品はあくまで日々の食事を「補助」するものである、という大原則を忘れないことです。
どんなに素晴らしい健康食品も、不規則でバランスの悪い食生活をリセットしてくれる魔法の杖ではありません。
今回の知識は、あなたを不安にさせるためのものではなく、あなたが賢い消費者になるための「武器」です。 次に商品を選ぶとき、そのパッケージに書かれた言葉の裏側にある「信頼性のレベル」を少しだけ意識してみてください。 「この表示は、国が保証しているのかな?それとも、企業が自らの責任で言っているのかな?」 そう考えるだけで、溢れる情報に惑わされず、自分にとって本当に価値のあるものを見抜く力が、きっと身についていくはずです。
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