こんにちは!
アンチエイジングアドバイザーのKatsu(@adviserkatsu)です。
今日は、五大栄養素の中でも、特に種類が多くて「なんだかよく分からない…」と思われがちな「ミネラル」について、その知られざる重要な世界にご案内したいと思います。 「カルシウムは骨に良い」「貧血予防には鉄分」といった、個別のスター選手については、皆さんもよくご存知かもしれませんね。
しかし、実は私たちの健康を支えてくれているミネラルは、全部で16種類もあるんです。 「16種類も!そんなに覚えられるわけない!」 そう思いますよね。マグネシウム、亜鉛、セレン、クロム…まるで化学の授業のようで、頭が痛くなってしまうかもしれません。
でも、もしこの複雑そうなミネラルの世界が、実はとてもシンプルで、私たちの食生活と深く結びついているとしたらどうでしょう? 今回は、そんなミネラルの全体像を捉え、日々の食事で賢く付き合っていくための、新しい視点をご提案します。
ミネラルの正体は「体を動かす、微細な職人チーム」だった!
まず、ミネラルとは一体何者なのでしょうか。 私たちの体は、その約95%が酸素、炭素、水素、窒素という4つの主要な元素でできています。 ミネラルとは、ものすごくざっくりいうと、それ以外の、体を構成する全ての「無機質(元素)」のことを指します。
そして、最も重要な特徴は、ミネラルは私たちの体内で作り出すことが一切できない、ということです。 つまり、すべて食事から摂る必要があるのです。
彼らは、体の中に存在する量はごくわずかですが、それぞれが非常に専門性の高い、重要な役割を担っています。 私は、彼らのことを**「体を支える、微細な職人チーム」**と呼んでいます。 この職人チームは、主に4つの大きな仕事で、私たちの体を支えてくれています。
仕事1:体の「材料」になる カルシウムが骨や歯の材料になったり、鉄が血液中のヘモグロビンの材料になったりするように、体そのものを作る重要な部品となります。
仕事2:代謝を「促進」する 食べたものをエネルギーに変えたり、新しい細胞を作ったりする過程で、酵素の働きを助ける、工場の優秀な作業員のような役割を担います。
仕事3:体の「恒常性」を維持する 私たちの体が常に一定の状態を保てるように、血圧を調整したり、体液のバランスをコントロールしたりする、精密な調整役です。
仕事4:神経や筋肉を「正常に」保つ 神経の伝達や、筋肉の収縮にも深く関わっています。足がつったりするのも、ミネラル不足が一因となることがあります。
職人チームの「メジャーリーグ」と「マイナーリーグ」
この16人の職人チームは、体内に存在する量によって、2つのリーグに分けることができます。
多量ミネラル:比較的大量に必要な「一軍のスター選手」たち こちらは、体の中に比較的多く存在する、主要なミネラルです。 カルシウム、リン、カリウム、ナトリウム、マグネシウム、塩素、イオウがこのグループに属します。 例えば、カルシウムやリンは骨や歯という体の土台を作り、ナトリウムとカリウムはシーソーのように働きながら体内の水分バランスや血圧を調整します。そしてマグネシウムは、筋肉の収縮を抑えたり、数百もの酵素の働きを助ける、まさに万能のサポーターです。
微量ミネラル:ごくわずかでも仕事は超一流な「専門職人」たち こちらは、体内に存在する量はごくわずかですが、それぞれが替えの効かない、非常に専門的な仕事をする職人たちです。全部で22種類あるとされています。
代表的なメンバーを紹介しましょう。 **鉄:**言わずと知れた「酸素運搬の専門家」です。 **亜鉛:**皮膚や体の成長、免疫機能、そして味覚を正常に保つために不可欠な、美と健康の守り神です。 **銅:**鉄の吸収を助ける、鉄の最高のパートナーです。 **セレン:**ビタミンEと共に働く、強力な抗酸化作用を持つ「体のサビ取り職人」です。 **ヨウ素:**甲状腺ホルモンの材料となり、体の新陳代謝を活発にする「活力の源」です。
その他にも、マンガン、クロム、モリブデン、コバルトといった、聞き慣れないけれど重要な仕事をしている専門職人が、たくさん控えています。
この膨大な「職人チーム」を、どうやって食卓に招く?
さて、ここまで読んで、「やっぱり16種類も覚えるのは無理!」「どうすればこんなにたくさんのミネラルを摂れるの?」と、不安になってしまったかもしれませんね。
でも、ご安心ください。 実は、この多種多様な職人チームを、まとめて食卓に招く、とてもシンプルで簡単な方法があります。
それは、**「様々な種類の食材を、バランス良く食べること」**です。
あまりにも当たり前の結論に聞こえるかもしれませんが、これこそが真理なのです。 ミネラルは、もともと土や海水の中に存在するものです。植物は根から、動物は植物や他の動物を食べることによって、それらを体内に取り込みます。
つまり、私たちが、肉、魚、貝類、海藻、緑黄色野菜、淡色野菜、豆類、穀物といった、様々なカテゴリーの食材を偏りなく食べることで、この多種多様な「微細な職人チーム」は、自然と私たちの食卓に集まってきてくれるのです。 「モリブデンを摂るために、今日はこれを食べよう」などと考える必要は全くありません。 様々な食材が持つ、それぞれの個性を楽しみながら食事をすることが、結果的に全ての職人を雇うための、最も賢い方法なのです。
というわけで
今回は、私たちの体を陰で支える、ミネラルという「微細な職人チーム」についてお話ししました。 彼らは、それぞれがユニークで重要な役割を持ち、お互いに協力し合いながら、私たちの健康という大きな建物を支えてくれています。
特定のサプリメントに頼ったり、単一の食品ばかりを食べたりするのではなく、色とりどりの、多種多様な食材で食卓を彩ること。 それは、栄養学的に正しいだけでなく、食事という日々の営みを、もっと豊かで楽しいものにしてくれるはずです。
あなたの食卓には今日、何人の職人さんが招かれていますか? ぜひ、スーパーでの買い物から、この素晴らしいチーム作りを始めてみてください。
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