こんにちは
アンチエイジングアドバイザーのKatsu(Instagramはこちら)です
今日は、「**ヨウ素(ヨード)**の正体と40代からの美と健康にどう関わるのか?」を、わかりやすくお伝えします。
「ヨウ素って消毒液のアレ?」「わかめ食べてれば大丈夫?」
そんな疑問、思い浮かびませんか?
実はこのヨウ素、体にとって“縁の下の力持ち”な存在。アンチエイジングや基礎代謝、そして毎日を元気に過ごすためにも欠かせない栄養素です。
「甲状腺?」「代謝?」
ちょっと難しそうなワードも、イメージしやすく、ユーモラスに説明していきます!
まず、**ヨウ素(ヨード)**は体内に約25mg。
そのうち、実に70~80%が「甲状腺」に集中しています。
「甲状腺ってどこ?」と思った方、首の前側にある“ちょっと膨らんだ部分”を思い浮かべてみてください。
実はここがホルモンをつくる超大事な器官なんです。
ヨウ素は、この甲状腺ホルモンの材料として働きます。
しかも、エネルギーの代謝や、成長・発達にも関わっているというから侮れません。
ヨウ素は食事から吸収され、胃や小腸でほぼ完全に吸収されます。
吸収されたヨウ素の多くは血液から甲状腺へ運ばれ、チロキシンやトリヨードチロニンという2種類の甲状腺ホルモンの原料になります。
このホルモンたちが、全身の新陳代謝やエネルギー消費に大きな役割を果たしています。
ヨウ素が材料となる甲状腺ホルモンはエネルギーの代謝アップに直結。
「なんか最近太りやすい」「代謝が落ちた気がする」…
そんな時、実はヨウ素不足が関係している場合も。
さらにタンパク質の合成や、胎児や子どもの発育・成長にも関係しています。
特に妊婦さんや子どもにはとっても重要なミネラルなんです。
ヨウ素と聞くと、「海藻」「わかめ」「昆布」を思い浮かべる方が多いですよね。
実はその通りで、海藻類にヨウ素はとても豊富。
また、海藻をエサにしている魚介類、特に貝類にもたくさん含まれています。
逆に言えば、肉や野菜、穀類にはあまり含まれていません。
なので、「海藻を食べる習慣」がある日本人は、ヨウ素の摂取量が世界的にも多い国民なのです。
普通の和食を意識している人なら、ヨウ素不足はまず心配いりません。
基本は「海藻」「魚介類」を普段の食事で食べていればOKです。
「みそ汁にわかめ」「おにぎりに昆布」「酢の物にひじき」「貝のお吸い物」など、日本の定番メニューは、どれも自然にヨウ素が摂れる工夫が詰まっています。
ちなみに日本人の1日あたりのヨウ素摂取量は1.0mg(=1,000μg)前後。
必要量(130μg程度)の数倍を“いつの間にか”摂れている人がほとんどです。
【成人(12歳以上)の1日推奨量は、130μg】
成長期の子どもも、年配の方も大きな違いはありません。
年齢や性別で微調整がありますが、一般的な和食を食べていれば問題なくクリアできます。
もしヨウ素が不足すると、
甲状腺腫(首の腫れ)や甲状腺機能の低下が起こる可能性があります。
子どもの場合は、成長障害や精神発達の遅れの原因になることも。
逆に、とり過ぎも注意。
ヨウ素を多く摂りすぎると、甲状腺の働きが逆に落ちる場合があります(ヨウ素過剰症)。
世界的には「ヨウ素不足」が深刻な国も多いですが、日本の場合「過剰摂取」に注意したほうがいい地域です。
「わかめラーメン」「昆布だし」「おでんのだし」…普段何気なく摂取している和食の隠し味にはヨウ素がたっぷり。
健康志向で毎日大量の海藻を食べている方は、逆にとり過ぎ注意。
バランスが大切です。
Q:海藻アレルギーで食べられません。どうすれば?
A:魚介類や貝類(特にカキ、ホタテなど)にもヨウ素は豊富です。どうしても難しい場合は、無理に摂ろうとせず医師にご相談を。
Q:サプリでヨウ素を摂る必要ありますか?
A:基本的には不要です。通常の食事で十分過ぎるほど摂れます。
Q:ヨウ素はダイエットやアンチエイジングにも良いの?
A:甲状腺ホルモンが正常に働くことで、基礎代謝や新陳代謝が活発になり、結果として体重管理や若々しい体づくりのサポートになります。ただし、過不足どちらも問題なので、「適度」が大事です。
「日本人はヨウ素をとりすぎ?」と言われることもありますが、
実際は「ちょうどいいバランス」がベストです。
例えば「毎朝のみそ汁にわかめを一つまみ」。
それだけで必要量を軽くクリアできます。
健康志向だからといって、毎日昆布だしを大量に…というのは逆効果かもしれません。
アンチエイジングに関心が高い方は、バランスよく・無理なく・おいしくが一番のコツです。
ヨウ素は「少なすぎても多すぎても」体にトラブルを起こす栄養素です。
普通の食事をしていれば、不足はほとんどありません。
ただ、「代謝が落ちた」「なんとなく疲れやすい」と感じる時は、
普段の食事を少し見直してみてください。
特に海藻や魚介類を適度に楽しむ――それだけで体はちゃんと応えてくれます。
アンチエイジングも健康管理も、一歩ずつ・無理なく・自分のペースで続けていきましょう。
記事を最後まで読んでいただきありがとうございました
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