こんにちは!
アンチエイジングアドバイザーのKatsu(@adviserkatsu)です。
今日は、健康やダイエットの世界で、長年「悪役」のレッテルを貼られがちな「脂質(油)」について、その汚名を返上し、本当の姿を知るための話をしたいと思います。 「脂質」と聞くと、どんなイメージが湧きますか? 「太る」「カロリーが高い」「体に悪い」…そんなネガティブな言葉が、真っ先に頭に浮かんでしまう方も多いのではないでしょうか。
スーパーに行けば「脂質ゼロ」「ノンオイル」といった商品が健康の象徴のように並んでいますよね。 その影響で、「健康のためには、とにかく油を避けるのが一番!」と信じ、炒め物やドレッシングを我慢している方もいらっしゃるかもしれません。
でも、もしその考え方が、あなたの美と健康から、実は大切なものを遠ざけてしまっているとしたら…? 今回は、そんな嫌われがちな「脂質」の、知られざる重要な役割と、彼らと賢く付き合っていくためのヒントについて、詳しく見ていきましょう。
脂質は「ただのエネルギー源」ではなかった!
まず、脂質が私たちの体で果たしている、驚くほど多彩な仕事についてご紹介します。
仕事1:超・高効率なエネルギー源 脂質は、1gあたり9キロカロリーと、炭水化物やたんぱく質の2倍以上のエネルギーを生み出す、非常に効率の良い燃料です。 私たちが元気に活動するための、パワフルなエネルギー源なんです。
仕事2:細胞やホルモンの「重要な材料」 私たちの体を構成する約37兆個の細胞。その細胞を包む「細胞膜」の主成分は、実は脂質です。 しなやかで健康な細胞を保つためには、良質な脂質が欠かせません。 さらに、若々しさや元気を保つために不可欠なホルモン(性ホルモンなど)を作るための、大切な原料にもなっています。
仕事3:脂溶性ビタミンの吸収を助ける「名サポーター」 ビタミンA・D・E・Kといった、アンチエイジングに欠かせない「脂溶性ビタミン」は、その名の通り、油に溶けることで初めて体内に効率よく吸収されます。 脂質は、これらの重要なビタミンの吸収を助ける、名サポーターでもあるのです。
このように、脂質は単に太る原因ではなく、私たちの体を内側から支える、なくてはならない存在だということが分かります。
「脂肪酸」チームの個性豊かな選手たち
「でも、やっぱりお肉の脂とかは体に悪いんでしょ?」 そう思いますよね。その疑問の答えは、「脂質」の主成分である「脂肪酸」の種類を知ることで見えてきます。
ものすごくざっくりいうと、脂質という大きなチームの中には、それぞれ個性や得意技が違う、たくさんの「脂肪酸」という選手たちが所属しているんです。 彼らのことを理解すれば、どの選手をスターティングメンバーに選び、どの選手を控えめにするべきかが分かってきます。
飽和脂肪酸:チームのパワフルな重戦車 まずはお肉の脂身やバターなどに多く含まれる「飽和脂肪酸」です。 常温で固まっていることが多く、どっしりとしたイメージですね。 彼らは体を動かすための力強いエネルギー源になる、頼れるパワープレイヤーです。 ただし、この選手ばかりを試合に出しすぎると、チーム全体の動きが少し鈍くなってしまう(血中コレステロールが増えやすくなる)ことがあるので、起用には少し注意が必要です。
不飽和脂肪酸:しなやかで多才なオールラウンダー こちらは植物油や魚の油に多く含まれる、常温でサラサラの液体の油です。 このチームには、さらに専門分野の違うスター選手たちがいます。
n-9系(オレイン酸):安定感抜群のエース オリーブオイルの主成分として有名ですね。悪玉(LDL)コレステロールの増加を抑える働きがあると言われる、非常に安定したプレーを見せてくれます。どんな料理にも合わせやすい、まさにチームの中心となるべき存在です。
n-6系(リノール酸):実力派だけど、少しわがままなスター選手 大豆油やコーン油、ごま油など、私たちが普段よく使う油に多く含まれています。 血中コレステロール値を下げる働きも期待される、非常に有能な選手です。体内で作れない「必須脂肪酸」の一つでもあります。 ただ、少しわがままな一面もあって、摂りすぎると善玉(HDL)コレステロールまで下げてしまう可能性があることが報告されています。現代の食生活では、すでに出場機会が多めな選手かもしれません。
n-3系(EPA・DHAなど):秘密兵器のスーパーサブ アマニ油やえごま油、そして青魚の油に含まれる、今大注目の選手です。これも体内で作れない「必須脂肪酸」の仲間です。 心臓血管系の病気予防や、血中の中性脂肪を減らし動脈硬化を防ぐ効果、さらには脳や神経の機能を向上させる効果まで期待されています。 現代の食生活では出場機会が少なくなりがちなので、私たちが意識して試合に出してあげたい、まさにスーパーサブ的な選手ですね。
というわけで
今回は、「悪役」にされがちな脂質の、本当の姿についてお話ししました。 脂質は、私たちの体を構成し、活動を支えるための、個性豊かな専門家チームだったのです。
大切なのは、「油は一切摂らない」という極端な考え方ではありません。 監督であるあなたが、それぞれの脂肪酸という選手の個性と役割を理解し、バランスの良いチームを編成してあげることです。
専門家によると、1日の総エネルギーのうち、20~30%を脂質から摂るのが理想的なバランスとされています。 これは、脂質を避けるのではなく、むしろ「良質な脂質を、意識して選んで摂る」ことが求められている、ということです。
例えば、いつものサラダ油を、時々オリーブオイルに変えてみる。 週に一度か二度は、肉料理を青魚の料理にしてみる。 そんな小さな工夫で、あなたの体というチームのパフォーマンスは、きっと向上していくはずです。
「脂質=太る」という呪縛から解放され、それぞれの油が持つ素晴らしい力を、あなたの健康とアンチエイジングのために賢く活用してみませんか?
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