こんにちは!
アンチエイジングアドバイザーのKatsu(@adviserkatsu)です。
今日は、健康やダイエットを意識し始めると必ず登場する、ちょっとややこしい言葉たちについて、スッキリ整理してみたいと思います。 「糖質オフ」「糖類ゼロ」「カロリーに気をつけて」…スーパーやコンビニに行くと、たくさんの言葉が目に飛び込んできますよね。
でも、正直なところ、「炭水化物と糖質って、何が違うの?」「糖類ゼロなら、太らないってこと?」なんて、頭の中にクエスチョンマークが浮かんだりしませんか? まるで、よく知らないルールで難しいゲームに参加させられているような、そんな気分になることもあるかもしれません。
「健康のため」と分かってはいても、言葉の意味が分からないと、何を選べばいいのか迷ってしまいますよね。
というわけで今回は、そんな紛らわしい「糖」の仲間たちと、多くの人が敵だと思っている「カロリー」の正体について、分かりやすく解説していきます。 これを知るだけで、明日からの食品選びがちょっと楽しく、そして賢くなるはずです。
「糖」のややこしい家系図を整理しよう!
まず、多くの人が混乱しがちな「炭水化物」「糖質」「糖類」の関係から見ていきましょう。 これをものすごくざっくりいうと、大きな「家」とその中に住む「家族」のような関係です。
大黒柱の「炭水化物」家 まず、「炭水化物」という大きな家があります。この家には、性質の違う2人の家族が住んでいます。
エネルギッシュな長男「糖質」くん 一人目は、私たちの体の主要なエネルギー源となる「糖質」です。私たちが「炭水化物を摂る」と言うとき、主にこの「糖質」くんの活躍を期待しているわけです。
お腹の掃除役の次男「食物繊維」くん もう一人が「食物繊維」です。彼はエネルギーにはなりませんが、お腹の調子を整えてくれる、とても大切な役割を持っています。
つまり、「炭水化物」という家は、「糖質」と「食物繊維」という2人の家族で構成されている、ということですね。
「糖質」家の中の、さらに細かい親戚たち さて、話がややこしくなるのはここからです。 エネルギー源である「糖質」くんの一族にも、色々な親戚がいます。
その中でも、特に甘くて吸収が早いのが「糖類」というグループです。 これは、お砂糖の主成分であるショ糖や、果物に含まれる果糖、ブドウ糖といった、いわば「元気いっぱいの若者たち」です。すぐにエネルギーになってくれる反面、摂りすぎやすいという特徴があります。
一方で、同じ「糖質」の一族でも、お米やパンに含まれる「でんぷん」のように、ゆっくり分解されてエネルギーになる「おっとりした年長者」のようなタイプもいるのです。
「糖類ゼロ」の表示に隠されたカラクリ ここで重要なのが、商品のパッケージにある「糖類ゼロ」という表示です。 これは、「元気いっぱいの若者たち(糖類)」はいませんよ、という意味です。 しかし、「糖質」の一族全体がゼロというわけではないので、「おっとりした年長者(でんぷんなど)」は含まれている可能性がある、ということなんです。 「糖質ゼロ」と「糖類ゼロ」では、意味が大きく違うんですね。
カロリーは「悪者」じゃなかった?
さて、次に「カロリー」の正体に迫りましょう。 カロリーと聞くと、どうしても「太る原因」「できるだけ減らすべきもの」というイメージがありませんか?
でも、カロリーの本当の姿は、私たちの生命活動を支える「エネルギーの単位」です。 長さの「センチメートル」や重さの「グラム」と同じ、「ものさし」の一つに過ぎません。
例えば、1gあたりのカロリーは、たんぱく質や炭水化物が約4kcalなのに対し、脂質は約9kcalです。 これは単純に、脂質がより「燃費の良い、パワフルな燃料」だということを示しているだけなんです。
あなたが寝ている間にも、体は働き続けています そして、私たちが消費するカロリーの大部分は、実は運動ではなく「基礎代謝」によって使われています。 基礎代謝とは、ものすごくざっくりいうと、「心臓を動かしたり、呼吸をしたり、体温を保ったりと、生きているだけで消費されるエネルギー」のことです。
あなたが何もしないでじっとしていても、体の中では内臓たちが一生懸命働いて、生命を維持してくれています。 1日の総消費カロリーのうち、約60%もがこの基礎代謝で使われていると言われているんですよ。 そう考えると、カロリーを摂ることは、休むことなく働き続けてくれる自分の体への、大切な「給料」のようなものだと思えませんか?
というわけで
今回は、紛らわしい「糖」の言葉と、「カロリー」の正体についてお話ししました。 「糖質」と「糖類」の違いを知ることで、食品表示に惑わされずに賢い選択ができますし、「カロリー」の本当の役割を知ることで、食事に対する罪悪感を少し手放せるかもしれません。
大切なのは、言葉に振り回されて「あれもダメ、これもダメ」と食生活を窮屈にしてしまうことではありません。 言葉の意味を正しく理解し、「今の自分には、どんなエネルギーが必要かな?」と考えて、食事を楽しみながら選んでいくことです。
その新しい視点が、あなたの心と体を、もっと軽やかにしてくれるはずです。
記事を最後まで読んでいただきありがとうございました。
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